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Kefa Karimi Wambugu・武井 Karimi しげみ(写真中央が筆者)
私は1985年に統一教会に入教し、92年に「マッチング」(結婚相手が選ばれること)を受けました。私の希望のお相手は、“韓国の方”でした。
マッチングが始まり、お世話になった教会のお姉さんから電話で「韓国人には候補者がいないようで、文先生が、アフリカの兄弟はどうかと聞かれているけど、武井さん、どうする?」と尋ねられました。この時、躊躇なく「お願いします!」と答えました。
マッチングを私自身が受け入れられるようにお祈りしながら、同年7月14日、夫となる方の写真を受け取りました。この時、本当にドキドキしました。
夫はケニアの方で、身長が182cmもありました。8月の「祝福式」(国際合同結婚式)には、ケニアからはるばる韓国へ来てくれ、初対面となりました。
実を言うと、写真での夫は怖そうな人というのが私の印象でしたが、実際は写真からは想像できないくらい素敵な笑顔の方でした。私は英語が全く出来ないので、持参した辞書と、身振り手振りで必死だったことを覚えています。
祝福式の後は、日本にも寄ってもらい、私の父に会ってもらいました。教会には反対していた父でしたが、夫に対して「非常に良い青年だ」とコメントしてくれました(二人は言葉も通じなかったのですが)。
この後、家庭を出発するまでの期間は4年。96年、夫の誕生日の月にようやくケニアに出発することが出来ました。主体者は“堪忍袋の緒が切れる寸前だった”そうです。本当に良く待ってくれたと思います。
ケニアでの生活は、右も左も分からない中、神様と夫だけが頼りで、片言の英語でとにかく話をしました。
現在は4人の子女にも恵まれ、神様と文鮮明師ご夫妻が喜んでくださる家庭となれるよう、ケニアで奮闘中です。