はじめまして。
「幸せに生きる夫婦ナビゲーター」の小川陽子です！

 

結婚したい！ あるいは結婚を予定している人たちへのアドバイスをこれから連載していきます。

 

現在、日本では3組に1組のカップルが離婚しています。
幸せになるために結婚したはずなのに…。

 

こんな現実を見ると、結婚はまるで「賭け」であるかのように思えてきますね。

「人生＝出会い」と言われます。

 

「出会った瞬間に人生は決まる」といっても過言ではありません。

 

夫婦は長い長い付き合いです。
元々、他人とはいえ、約半世紀を二人で生き、最後は同じお墓に入る。
考えてみれば凄いことですよね。
夫婦は人生をすべて共有する、まさしく“運命共同体”です。

 

そもそも、夫婦は似た者同士なのです。
周りを見渡してみてもわかるように、夫婦やカップルというのは、お互いに共通点があって結ばれる、つまり「似た者同士が出会う」これが原則になっています。

 

一緒に生活しているうちに、夫婦が似てくるというものではなく、最初から二人の波動で引き寄せられて結婚に至るのです。

 

ちょっと待って！ 私たち夫婦は正反対の性格ですよ、と言う人もいるかもしれません。

 

しかし、よく見ると人格的レベル、つまり人間としての質は同じなのです。

 

大統領夫妻を例に挙げれば、大統領は雄弁家ですが、奥様はおとなしい性格。
しかし奥様は大統領のレベルに相応しい風格を持っている、といった具合です。

 

本質が同じであるからこそ、成り立っているのです。

 

もし、かけ離れた理想を追いかけたとしても、結局は自分のレベルの中での出会いで結ばれるのです。

 

あなたの中の結婚に対する夢や期待が大きいのであれば、それ相応のレベルアップをしなければなりません。

 

“人を幸せにしてあげたいなぁ”と思って生きている人は、黙っていても、“相手を幸せにしてあげたい”と思っている相手に出会い、幸せな結婚をします。

 

いい波動を放っていれば、自然に素晴らしい出会いが与えられます。

 

宇宙はそれにふさわしい波動の相手を連れて来るからです。

出会った時点ではハッピーでも、いずれ、現実のなかで葛藤するようになります。

 

大半の夫婦のぶつかり合いの原因は「自分を高めることなしに結婚する」こと、また「出会い」そのものにあります。

 

たとえ必死にダイエットに励み、エステに通ってきれいになっても、まるっきり出会いがない人もいます。
一方、そんな努力もなしに、あっちのほうからやって来る、という人もいます。

 

出会いというものは、人間の意志でどうこうなるものではありません。特に結婚の縁とは、人間の意識をはるかに超えたところにあるのです。

 

人は、出会い、恋に落ち、運命に引き寄せられるように結婚します。
しかし、その後の幸せは100％保証されているわけではありません。

 

長い結婚生活を幸せに送るために、何をすべきなのか？ どういう結婚観を持っていくべきなのか？ そもそも結婚とは何か？
これは誰もが考えますが、明確な答えを持っている人はほとんどいません。

 

実はこれが一番、大切なことなのです。
次回は、人はなぜ結婚するのか？ についてのお話をしたいと思います。

 

 

小川陽子（夫婦カウンセラー）

長野県生まれ。北米・インディアナ州在住。二児の母。

20代のころ、「なぜ人間は生きているのか？」について深く模索し、

7種類の宗教を遍歴し、瞑想やヨガにも心酔。

人間関係の悩みなどによる自律神経失調症から重度の円形脱毛症、

摂食障害を患う。そんな中、統一原理と出会い、特に関心のあった

結婚に関する疑問がすべて解け、長年の悩みから解放される。

1992年に「国際合同祝福結婚式」に参加。

31歳で渡米し、統一原理が説く神様の願う人生や夫婦のあり方を

ベースとして、自身の体験から来るノウハウをもとに夫婦関係修復の

アドバイスを行っている。