夫の本質を理解する

Q. 夫が最近、ひどく気難しくなりました。
以前は、それなりに話を聞いてくれる夫でしたが、
この頃、子供のことやあれこれ忙しくなって、
ついつい、夫に頼みごとをすることが多くなってきました。
先日、頼んだ用事を夫がやってくれなかったことで、大ゲンカになったことがあります。
それがきっかけで、「もう俺には頼みごとはするな!」と言われてしまいました。
夫婦は協力が大事だと思うのですが、
そのことを夫に気付いてもらうにはどうしたらいいのでしょうか?

 

A. 夫婦は平等ですが、本質はまるで違います。
まず、男性特有の感性を妻が認め、受け入れることが必要です。
これを踏み誤ることで、妻への愛が一瞬で冷めてしまう、そんな危険性があります。

 

男性はどこまでも、自分の自由意志を尊びます
もしあなたが、旦那さんに気付いてもらおう、理解をしてもらおうと考えたとします。
すると、何も言わずとも旦那さんは“防衛姿勢”に入るかもしれません。
自分を認めずに妻が要求すれば、夫の自由意志は侵害されたと感じるからです。

 

それでもあなたが旦那さんを変えていこうとするなら、
反発を買うことは避けられないでしょう。

 

しかし、あなたはきっとこう思うでしょう。
“より良い夫婦になるには、夫が変わらなきゃ、今のままじゃどうしようもないから、協力をお願いしているのに…。私がどんなに夫婦のことを心配しているか分かっているの?
やっぱり、この頑固者につける薬はないわ”

 

でも、あえて言いますが、あなたの旦那さんは正常です。
ただの頑固者でもなく、男性の本質がそういうものなのです。
男性は束縛を嫌い、自分の意志で行動したいのです。
男性にとって自由を侵害されるほど、苦痛なことはありません。
男性は妻から自分の自由意思を拘束されたくはないのです。

 

ところで男性は、自分が相手から理解されている、認められていると感じた途端、
本領を発揮するようになります
男性特有の「守り手としての意識」が目覚め、努力を惜しまず、
“さらにもっとやってあげたい!”と思うものなのです。

 

あなたが旦那さんから本当に理解してもらいたいと願っているなら、
男性である旦那さんの本質をよく理解した上で向き合っていきましょう。
夫婦は一瞬の怒りや衝突などであっけなく愛情が冷めてしまう危険性があります。
それでもあなたは、旦那さんを変えたいと思いますか?

 

ただ相手に要求する前に、男性の本質を受け入れていく努力をしましょう
旦那さんに“自分が理解されている”という気持ちが伝わることで、
夫婦がより良くなっていくはずです。

 

小川陽子

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