幸せな結婚生活を送るために
神前式、キリスト教式、仏前式、人前式。
これら4つは、今の日本で行われている代表的な結婚式のスタイルです。このうち、人前式以外はすべて宗教的な意味が背景にあり、神様や仏様の前で新郎新婦が結婚を誓う神聖な儀式として執り行われます。このように、結婚と宗教というのは、本来密接に結びついたものなのです。
しかし、同じような宗教的な背景を持ちながらも、とても不思議で多くの人が違和感を覚える結婚式のスタイルがあります。それが、マスコミでも取り上げられ大きな話題になった、世界平和統一家庭連合の合同結婚式(祝福結婚)です。
合同結婚式が異様に映る理由として、「大勢が集まって結婚式をする」「結婚相手を勝手に決められてしまう」「直前まで相手がわからない」などのイメージがあると思います。
これらの中には単なる誤解から生じているものもありますが、こういったイメージにもかかわらず、毎年のように合同結婚式が行われ、そのたびに世界中で多くの人が参加します。
一体何がそんなに参加者を惹き付けるのでしょうか?
合同結婚式を行うことに、一体どんな意味と目的があるというのでしょうか?
この章では、家庭連合がなぜ合同結婚式(祝福結婚)を行い、そこにどんな意義と目的があるのかを説明していきたいと思います。